富士登山 2010

まさき、今日は、まさきがお母さんのお腹の中に来てくれる少し前の話をするね。

2010年の7月にお父さんとお母さん二人で、富士山に登ったよ。

富士山は、日本一高い山。

何で富士山に登ろうとかと思ったかと言うとね、一度は日本一高い山に登ってみたいと思ったのと、富士山に登って山頂で願い事をすると叶えてくれるんじゃないかな、って思ったから。

願い事は、もちろん、「まさきを授かりますように。」

夜の22時頃に登り始めて、真っ暗な樹海をお母さんと二人でヘッドランプの明かりを頼りに歩いて行ったんだ。

始めのうちは、楽しくおしゃべりしながら登ってたんだけど、山頂が近ずくに連れて酸素は薄くなって呼吸が苦しくなるし、険しい道になってくるし、大変だったよ。

途中で、お腹も空いて来たし、休憩して持ってきたおにぎりを食べようと思ったんだけどね、お父さん、おにぎりを車の中に忘れて来ちゃってて、お母さんに怒られた。

山小屋で、なんか買って食べようと思ったんだけど、カップラーメンが700円もしたから、何も食べなかったんだ。

何も食べすに富士山を登る人もなかなかいないと思うよ。

 

8合目ぐらいになって、お父さん、苦しくなって、ハァハァ言いながら登ってたんだけど、お母さんは元気でピンピンしてたよ。

お母さんは、すごいね。

 

何とか山頂に着いてね、ご来光を見れたよ。

雲海の中から太陽が登ってきて、神秘的で綺麗な景色だった、

下の写真がその時、お母さんが撮った写真。

 

ご来光を見てから、山頂にある神社でお願い事をしたよ。

「早くまさきが来てくれますように」って。

 

そしたら、すぐに、まさきが来てくれたんだよ。

 

まさきが、三歳の時にね、お父さんとお母さん、まさきに聞いたんだ。

「どうして、まさきは、お母さんとお父さんのところに来たの?」って。

そしたら、まさきは

「お空から見てて、お母さんが一番優しそうだったから、お母さんのお腹の中にピューって入ったよ」って、言ってたよ。

お母さんとお父さんを選んでくれてありがとう⭐️

 

あとね、お母さんと二人で、

「まさきが小学生になったら三人でまた登ろうね。」

って約束したんだ。

来年、まさきは小学生になるね。

五年生ぐらいになったら、一緒に富士山に登ろうか。

お父さんとお母さんが登った道、見た景色を一緒に見ようね。

それまでに、お父さんもしっかりとダイエットして体力もつけておくよ。

 

お母さんとお父さんを選んでくれてありがとう。

生まれてきてくれてありがとう。

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